私の父のこと、介護のこと
2023/09/07
ここ最近、朝晩はとても涼しくなりましたね。
熱中症の心配は、まだしばらく続きますが、秋を感じる今日この頃です。
私は父の付き添いで病院へ行くのですが
年々父の『老い』を感じるようになりました。
まず予約の日時を覚えられません。
勘違いもとても多く、全く違う時間に行って何時間も待ったりしたことも有ります。
診察室の場所が分からなくなったり、看護士さんの説明を理解できなかったり
先生に同じ話を何度もしたり、聞かれたことと違うことを答えたりします。
こだわりも強く、まっすぐ行った方が早いのに、ぐるっと回っていかないと気が済まない
(本人はぐるっと回らないと行けないと思っています。)
会計は自動機でと促されても窓口でないと払わない。など
そんな時、私は黙って父の言う通りにします。思ったようにさせてあげた方が良いと思うからです。
先日の通院日、少し驚いたことが有りました。会計で「○○円です」と言われ
現金で支払った父。その後にカードを出して、また支払いをしようとするのです。
「もう支払ったよ」と言っても理解できていないのです。キョトンとした顔でこちらを見てきます。
後日、母とその話になった時に「持っていったお金がいつの間にか無くなっていた」と説明したようで
ちょっとショックを受けてしまいました。
私は正直、父のことが嫌いでした。いつも機嫌が悪く、すぐに怒るような人でした。
可愛がってもらった記憶はほとんど有りません。ですが頭が良く、真面目に働く人でした。
そんな父は、いつの間にか老いて一人で病院も行けなくなっていました。
私に頼り「ありがとう、助かるよ。」と何度も言います。
私が嫌いだった父はもういません。腰が曲がり虚ろな目をした高齢者が今の私の父です。
受け入れたくはありませんが、これが現実です。
今はまだ食事は自分でとれますが、これもいつ出来なくなるか分かりません。
急に認知症が進むかもしれません。
先のことは全く分かりませんが、受け入れて支えていくしかないと思っています。
介護のことを相談できる人、施設のことを相談できる人、介護保険のことを教えてくれる人、近くにいますか?
私はたまたま代表が介護業界に携わっている方で、ご自身でも介護を経験されている方だったので
色々と教えていただきましたが、大半の方は頼れる方がいないことの方が多いと思います。
話を聞いてもらうだけで心が軽くなることも有りますよね。
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シニアライフアドバイザーが親身になってお話をお伺いします。